安曇野市のふがね動物病院です。

Top
アクセス
予約・受付
休診日
お問い合わせ
鍼・漢方治療

漢方薬とは

漢方薬の選び方

体の状態を年齢や病気の段階、舌の色や脈、性格など様々な角度から判断して、漢方薬を選びます。

伝統医療では体の状態をいろいろな考えでみるのですが、体の状態を「気」「血」「津液(水)」の3つから判断する方法があります。
「気」はエネルギーみたいなもの。「血」は栄養、「津液(水)」は水分です。これらのバランスが崩れた場合に、体が病気になります。例えば、働きすぎ、遊びすぎてその後の回復がうまく行かないと、「気」が足りない=「気虚(エネルギー不足)」の状態になり、「体がだるい、食欲がわかない、下痢、冷えやすい」などの症状が見られます。
 そこで漢方薬は、気虚で食欲がない場合は「気」をプラスするもの、「胃腸」を整えるもの、それらのバランスをとるものを組み合わせて作られます。

犬の漢方薬でよく使っているのが、Dok’s Formulaです。
この漢方を使う時の体の状態は、「冷え」+「関節・神経の痛み」です。

巴戟天 (ハゲキテン)、杜仲(トチュウ)、補骨脂(ホコツシ)などの14種類の生薬を組み合わせたものです。


ハゲキテンの効果は、体(腎と陽)を温め、風邪と湿邪を取り除きます。栄養ドリンクに入っているものがあります。





<気をつけること>
漢方薬だからといって、副作用が無い、という事はありません。
体質に合わない場合には、嘔吐や下痢など症状がでる場合があります。投薬を始めて2-3日以内にそれらの症状がある場合には、投薬を止めて獣医師に相談して下さい。

関連記事

  1. 2024年5月13日の鍼治療

  2. 後肢麻痺のマルチーズちゃん3回目鍼治療

  3. スリッカーブラシをすると怒る

PAGE TOP